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2008/12
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Vol.1 公園の若菜摘み
 
小平さんちのお隣さんになって早10年。
FuuFuuというお料理教室を開いていることもあり、
これから1年、FuuFuuごはんを書かせていただくことになりました。
お教室では時間がかかりすぎてご紹介できない料理や、
ふだんのお台所仕事などを 、祥子さんの美しい写真と一緒に、楽しくご紹介できたらと思います。
どうぞ、よろしくおつきあいください。

さてさて、若菜摘みといっても、何処か遠くまで出かけてゆくわけではないのです。
我が家の玄関を出て道をひとつ渡ると公園があり、農場の跡地というだけあって、 雑木林に原っぱ、水辺ありと、あまり作りこまれていないのどかな感じが気に入っていて、
庭のない我が家は、庭代わりに使わせていただいています。
そこに、かごを持って祥子さんと出発。
(30歩も歩けば着いてしまいますが)
立春を過ぎたとはいえ、先日降った雪が残っていて寒い冬景色。でも公園の草木に目をやると 、桜の木は小さな蕾をつけているし、クローバーも芽を出していて、ちゃんとちゃんと 春の支度をしていました。
そして、今日のお目当てのふきのとう!

 

かわいいでしょう。

毎年、同じ所に出るので、娘と犬の散歩の時に、早く出てこい早く出てこいとおまじないの ように唱える日々。
ちょっと大人の味ですが、娘もこのふきのとうだけは別のようで 、楽しみにしています。
一回に2〜3個しか採れないので、悲しいかな帰宅の遅いパパの口には、 なかなか入らないんだなー。ごめんなさい。
今日はとっても豊作。これを帰って、祥子さんとお昼にいただくことにしましょう。
ちょっと寄り道をして、水場に自生しているクレソンも少しいただいてきました。

 
 
 
 

いつもは、小麦粉を水で薄めに溶いた衣を付けて揚げますが、 今日はちょっと贅沢をして、スパークリングワインで粉を溶いて揚げました。
こうすると、薄い衣がふわっと付いて、揚げ上がりは、レースのドレスを着せたよう。 (ちょっとオーバーですが)
衣に卵を加えるかはお好みですが、軽い衣にしたい時には私は加えません。
揚げたてに塩をしてほおばると、ほろ苦い春の香りが広がって、格別のおいしさです。
もうひとつの楽しみ、衣を溶く時に使って残ったスパークリングワインをいっしょに いただけます。
カンパーイ!
たまには、こんな贅沢も許されますよね。

ふきのとうは、あと一月ぐらい楽しめ、その後はつくしんぼ。
これからしばらく、春の散歩はお土産つきになりそうです。
今日はこのへんで、また、おいしいものと一緒にお会いしましょうね。

2008 - 02 - 16 - Sat

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Vol.1 公園の若菜摘み
Vol.2 夏みかんのあれこれ
Vol.3 梅干し作り
Vol.4 秋のめぐみ
Vol.5 暮れのお台所から

佐藤弥生( さとう・やよい)
料理教室、料理研究家のアシスタントを
経て、現在、世田谷区にて料理教室
Fuu Fuu(ふーふー) 主宰。
懐石料理の確かな技術をベースに、
親しみやすく、おいしい家庭料理を
教えて下さると人気です。
 
 
 
 
 
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