Vol.1 副都心線の車窓に映るものは


2009年になって、「銀座の片隅」から「副都心線の車窓」へと、
通勤先が変わったのに合わせて、タイトルも変えていただきました。
今年もよろしくお願いいたします。

副都心線と言っても、東京以外の方には何のことやらおわかりにならないかと思いますので、
まずはその説明からさせていただきます。

ウィキペディアによれば
「副都心線(ふくとしんせん)は、埼玉県和光市の和光市駅から東京都渋谷区の
渋谷駅を結ぶ東京地下鉄(東京メトロ)の鉄道路線。
正式名称は13号線副都心線で、2008年(平成20年)6月14日に開業した。
和光市 - 小竹向原間は有楽町線の線路・駅・施設を共用し、
小竹向原 - 池袋間は並走する形となる。」とあります。


私は、新宿三丁目駅を最寄り駅として、これまで丸の内線で銀座に通っていたのですが、
この1月から副都心線の新宿三丁目駅から和光市へ通うことになりました。
どちらにしても一本で通えるというラッキーな立場にありまして、
しかも今度は下り方面なので朝でも座れるという状態。
さらに、副都心線には「通勤急行」があり、新宿三丁目は渋谷、池袋と並んで停車駅なので、
選んで乗ればラクハヤ通勤です。
でも、新宿三丁目の隣の駅「東新宿」で急行の通過待ちをするため、乗り間違えると、
一駅乗っただけで急行の通過待ちをするという嫌な気分を味わうことになります。


副都心線は、完成までに長期間かかった「東京メトロ最後の路線」と言われています。
13号線として構想されたのが1972年(昭和47年)といいますから完成までに36年。
工事も長期に及び、池袋−渋谷間は2001年(平成13年)6月15日着工、
2008年6月14日開業ですから、満7年工事していたことになります。
私が新宿に越してきたのが2000年の7月21日ですから、
そのときにはまだ始まっていなかったのかあ。
でも、明治通りは、この工事のせいで常に渋滞という感じがしていましたね。


さらに、この副都心線は2012年度には、渋谷駅で地下化した東横線とつながり、
横浜高速鉄道みなとみらい線とも相互直通運転を行うことが決定しているので、
和光市から横浜みなとみらいまで直通でいけるようになるわけですね。
便利になるのはうれしいですが、乗り入れが多いと
ダイヤが乱れることも多くなりそうで不安です。
いまでも、有楽町線と副都心線が西武線、東武線に乗り入れているので、
4つの路線のどれかに問題があれば4路線とも朝のダイヤが乱れるわけで、
すでによく遅れる路線としてマークされています。
これに東横線も絡んでくるとどうなるやら。どうも心配の種が増えそうですね。


ところで副都心線は、申し上げたように地下鉄なので
車窓からほとんど何も見えません。
地下鉄成増駅を越えて和光市駅までの間日常に出た数分に
つかの間の風景が見えるくらいでしょうか。
煌びやかな渋谷、新宿、池袋を通りながらも何も見ず、車窓が捉える景色は
いきなり見渡す限りの住宅街。空が広い埼玉県西部。
華やかな銀座で見えたものとは違うものが見えてきそうな予感があります。


実は私が見たい副都心線の車窓に映る景色とは、
地下の暗闇を走る漆黒の窓に映る自分の顔。
そして、その漆黒に浮かぶ心の中のよしなしごとのことなのです。
これからは、そうした副都心線の車窓に浮かぶことを書き綴っていきたいと思いますので、
よろしくお願いします。

2009-01-16

 
 

Vol.1  副都心線の車窓に映るものは
Vol.2  副都心線通勤の醍醐味
Vol.3  和光名物・理研の桜
Vol.4  春になると始まるもの
Vol.5  気軽にネットができるiPhone生活
Vol.6  通勤時間の合間に“つぶやく”サービス
Vol.7  副都心線以外で過ごす夏
Vol.8  K君へのメールあるいはブログが生んだ縁
Vol.9  駅頭に見る季節の風景
Vol.10 新宿からテレビが見える
Vol.11 副都心線の車窓に映ったものは